アヒル麺の店「エーチアポーチャナー」
2009/10/31(Sat)
「エーチアポーチャナー」 青空が素敵です
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鴨肉のグアイティアオ麺を出す有名店です。店名はエーチアポーチャナー。エーチアとはアジア、ポーチャナーは食堂の店名でよく使われる食品/Foodsといった意味。「アジア食品」とでも訳そうか。

「3」とあるのは、3番目の支店という意味です。飲食ビジネスは簡単に始められて、ハヤれば利益率が高く儲けが大きい。しかし生き残れるのはごく一部。大半は敗退を余儀なくされる。安くて美味しいだけの店はウボンに数多い。

それだけでは人気店とはならない。そこで更なる他店との差別化が必要になる。この店の特徴は、脂の乗り切った特大の骨付き鴨肉が入っていることだろう。日本そば風に言えば、「鴨南蛮」というところか。

木陰のオアシスといった感じの店
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場所はウボン・タガーン通り86番地、電話番号は045-243507です。店のすぐ前には、ローンリエン・パトゥムウィタヤゴーンという小中学校があります。

この店のメニューには、基本的に鴨肉が入ったグアイティアオ麺しかありません。他はデザートの甘味と天然ジュースといった飲み物です。こういう少品種で「直球勝負」をする食堂の方が美味い場合が多い。

鴨肉は、トゥン(煮込み)とヤーン(焼き)から選べる。下のメニュー(左半分)にある数字の左側が普通盛り、右側が大盛りです。これを見て「ふ~ん、140円ほどか、安いな」と思った人は普通の日本人。

エーチアポーチャナーのメニュー
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逆に「ゲッ、グアイティアオのくせに45Bかよ、高けーな」と思った人は、相当タイ人化が進んでいる。実はグアイティアオ麺の相場は、ウボンでは20~30B。45Bは高いのである。

それもそのはず、丼の中には超特大の鴨肉が入っている。当然ながら鶏肉より、鴨肉の方が高級でずっと美味なのである。普通の店では、鶏ガラスープの中に、鶏肉が申し訳程度に入っている位だ。

鶏肉でも遜色はないが、淡白であっさりとし過ぎてしまう。これが鴨肉に代わっただけで、スープは濃厚、肉は脂が乗ったローストチキンのような美味に変身するから面白い。

これがグアイティアオ・ペー(アヒル麺)
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寿司ネタのマグロに例えるならば、鶏肉が赤身で、鴨肉は大トロといった感じ。鴨肉はトロトロに煮込んであるため、箸で簡単に骨からほぐして食べることができる。

おまけにこの店の鴨肉は、ケンタッキーフライドチキンの1ピースほどの大きさがある。これで45Bは、逆に安くて客の方が恐縮してしまうほどだ。これがこの店が流行る理由に違いない。

見た目は汁濁で、牛肉麺のナムトックに似ている。ナムトックは生き血が入っているのでやや生臭いが、アヒル麺に臭みはない。鶏ガラスープを更に濃厚かつ油でコッテリにした感じで美味しく堪能できた。

店内は極めて衛生的です
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油っこい食事の後には、激甘のナームゲックフアイ(菊花茶)15Bがよく合う。次回来た時には、焼き鳥ならぬ焼き鴨やクルアンナーイ(臓モツ)にも挑戦してみたい。

この日は私が支払ったが、4人で行って300B(900円)ほどだった。乾期のウボンは過ごしやすく、昼食に麺を食べても大汗をかくことはない。

店を出ると向かいの小中学校から生徒の元気な歓声が聞こえてきた。のんびり昼食を終えた我々は満腹感で店を後にした。

次回はペー・ヤーン(焼き鴨)に挑戦したい
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Pub & Restaurant ラビアンマイ
2009/04/30(Thu)
Pub & Restaurant ラビアンマイ
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ウボンの巨大スーパーBig Cの裏手に広がるムード漂うレストラン街。東の横綱が以前に紹介した「ナムサイジャイジン」であるとすれば、西の横綱は今回紹介する「ラビアンマイ(木の廊下)」であろう。

店のコンセプト、料理、値段のどれを取っても両者は全く同じ。そしてこの二つの店は隣同士に並んでいる。恐らく最初にオープンした店が余りに繁盛するのを見て、後発店が同じ作りの店を真似て出店したのであろう。

タイというよりアジアではこの種のコピー商法は日常茶飯事だ。著作権や商標侵害など関係なし。なりふり構わぬ物マネコピー文化は激烈を極める。先に儲けた方が勝ち。ウボンのレストラン業も楽ではない。

ラビアンマイの店内
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さすがに流行っている店だけあって、どちらも甲乙付け難い良い店だ。この種の店を何と呼ぶべきか。レストランでもあり、生演奏を聞かせるライブハウスでもある。

また露出度の高い服を着たサオチアビアと呼ばれるビールのキャンペーンガールもいる。手が空いている時は、客席に座ったりもする。ウェイトレス以上ホステス未満という微妙な存在。彼女たちを目当てに通う男も多い。

日本では音楽や女を売りにする店は、料理は高くてマズいのが通り相場だ。しかしウボンではこの種の店の料理には全く妥協がない。相当な腕利きシェフのタイ料理とわかる。値段は普通のレストランより若干高いという程度。

生バンドの音楽が心を打ちます
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過当競争の激しいウボンの飲食業界では、安くて美味しいレストランは至る所にある。それだけでは他店を一歩抜きん出ることはできない。そこで生バンドやとびきりの美人を持って来たのがこの種のレストランだ。

味よし歌よし女よし。こうしたビジネスモデルを発明することにかけては、タイ人は天才だ。オープンエアーの店先で、竹製の椅子とテーブルに料理が次々と運ばれて来る。私のお気に入りは、プラチョーンボーラーン。

雷魚の唐揚げの上に甘辛酸っぱいヤム(和え物)をかけた究極の一品。揚げ魚の脂分と甘辛酸の三味が一体となり、口の中で好対照を織り成すのがこの料理の特徴だ。夜風と共にビールも運ばれて来た。

プラチョーンボーラーン
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Beer Leoがピッチャーでたったの99B(297円)。店の前にはスルメの移動式屋台がタイミングよくスタンバイ。売り子は小学生の女の子。スルメもツマミに加えて酒がよく進む。

この席でタイ人の知人から面白い話を聞いた。タイの人口に占める男女構成比は、4対6で圧倒的に女の方が多いという。なぜか。この理由がいかにもタイらしい。もちろん生まれた時は男女半々である。

ところがタイの男というのは、酒、タバコ、エイズ、交通事故、喧嘩などが原因で若くしてこの世を去るという。その結果、しっかり者で堅実な女性の方が長生きし、タイの人口は女の方が多くなるという。

ビールに激辛タイ料理がよく合います
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この話を聞いて、私は以前にウボンにある墓地に行った時のことを思い出した。その墓地の墓石には、故人の顔写真と共に生没年や享年がタイルに刻印されていた。それを見ると男の享年が異様に若い。

平均寿命は60歳位か。70歳まで生きれば長寿で、若い故人の顔写真も多い。知人の話は必ずしも統計やデータに基づく訳ではないようだが、一般のタイ人はそう信じているらしい。

これはいかにもありそうな話だと私は思った。そう言われれば街中でも女性が多いような気がする。さすがはあっぱれタイ男。きっと波乱万丈の太く短い一生を終えるんだろうな…

ムード感溢れる店内
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そんな酒の席でのとりとめのない話をしながら、私の眼はしっかりとチアビアを追っていた。この店には小麦色の肌のイサン美人が多いような気がする。チアビアは学生のアルバイトが多い。

以前にラジャパット大学の女の子と知り合った。若くてキレイな女の子と出会っただけで、今日まで生きてきて本当に良かったという思いになる。明日からまた頑張ろうという生きる意欲と希望を与えてくれる。

そもそも一体なぜ男は懸命に仕事をするのであろうか。美しい女性をこちらに振り向かせるため、振り向かせた女性を家に住まわせておくため、などと言ったら私はイヤらしい肉食系男子なのだろうか。

ウボンの夜は君がいなきゃ
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そんなことを考えながら店内を見回していた私の表情は、相当にデレデレ状態だったのだろう。そしてそんな私のアヤしい動きは、実は当のチアビアからもしっかりチェックされていたようだ。

あるチアビアから「別のチアビアから頼まれた」と言って私のテーブルに一輪の薔薇と折り畳んだメモが届けられた。開くと名前と電話番号が書いてあった。

いくら何でもこれはないだろう。普通はお互いに打ち解けて仲良くなった後に「じゃあ連絡先を交換しましょうか」となるのが男女のお約束だ。

ウボンの妖精たち
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それがまだ一言も話しをしていないのに携帯番号を送って来るとは、ゴングと同時に先制のカウンターパンチをくらったようなものだ。

私はウボンの女性を内心ではイモネエちゃんと思っていたが、こんな垢抜けたキザな女がいるとは知らなかった。今後は考えを改める必要がありそうだ。

私はメモをポケットに入れ、薔薇を手に精算を済ませて知人と店を出た。車の中では私より知人の方が興奮状態で、「今すぐ彼女に電話しろ」「これからお粥屋に連れ出すんだ」とテンパっている。

Beer Leoのピッチャーが99B
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私は「お~い、ウボン人は夜の12時に女の子をお粥屋へデートに誘うのか~」とツッコミを入れたくなってしまった。申し出はありがたいが、この日はビールとウイスキーのソーダ割りを我々は7時頃から飲み続けていた。

私はかなり泥酔状態で足元もおぼつかない。こんな状態でデートをすべきでないとの判断に達した。先ほどまで威勢の良いことを言っていたが、一転して私は草食系男子に早変わりしてしまった。

また次があるさ。多少がっかりした様子で飲酒運転をする知人を励ましながら、我々は家路へと向かった。

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ระเบียงไม้
ข้าง บิ๊กซี ถนนชยางกูร อ.เมือง
จ. อุบลราชธานี 34000

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パローチャイうどん
2008/12/19(Fri)
パローチャイうどん
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ウボンには、家庭の主婦が自宅の玄関先で手料理を売ったり、軒下を利用して簡易食堂を営んでいるケースが結構ある。

夫が安月給だったり、家計に1バーツも入れない「典型的タイ男」だったりする場合には、これが一家の貴重な現金収入になる。

地道にコツコツと日銭を稼ぐタイ女ならではのビジネスモデルだ。何とも心もとない零細経営だが、おいしければ客は確実に付く。

いつ行っても混んでいます
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「あの店はウマイ」と評判を聞きつけるや、千里の道も遠しとせず駆けつけるのがウボン人だ。口コミで客は集まり、店は繁盛する。この店もそうした一つ。

当然ながら店名も看板もメニューも無い。無いなら私が名付けて進ぜよう。パローチャイ通りにあるうどん屋だから、店名は「パローチャイうどん」。

ウボン人に言わせると、この店の麺はグアイジャップ(中国風すいとん)に属するらしい。しかしこれはどう見ても私にはうどんとしか思えない。

右上の鍋に入っています
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店主に「日本のうどん屋で修行をされたのですか?」と聞きたいほどだ。場所は、パローチャイ通りとジョンゴンニターン通りが交差する所にある。

目印になるのが、角にあるセブンイレブン。この数軒並びにある。いつも悲しそうな目をした若奥さん風の女性と、ウボンでは珍しく人相の悪いババアが店を切り盛りしている。

これを見て私は「鬼姑にイジメられている可哀想な嫁」という構図を勝手に想像してしまった。最近このババアを見かけないが、ついにくたばったのかもしれない。

食べる場所は民家の壁づたい
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性根の悪い奴は早く死んだ方がいい。話がそれた。営業時間は朝の数時間のみ。私の知人などは、バイクに乗ってこの店に通っているほどだ。

炎天下のタイでは行列のできる飲食店など存在しないが、この店はいつも順番待ちの人垣ができている。テイクアウト客も多い。

食べる場所は、家と家の間の狭い路地にテーブルと椅子を並べている。これぞD級グルメといった感じだ。まあ美味しければ何だっていい。

これがパローチャイうどん
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スープは濃厚なトロ味の鶏ガラベース。これにコガシ玉ねぎや、正体不明のダシが絶妙に効いている。麺は切れ易いので、レンゲを使って食べることができる。

鶏はたぶん地鶏だろう。コテコテに煮込んだ骨付き鶏肉とムーヨー(ソーセージ)も絶品だ。パックチー(香菜)が香りを引き立てる。

これでたったの20B(60円)。お好みでゆで卵(5B)を入れてもいい。食べてみて、なるほどバイクに乗ってまで食べに行く価値のある店だと思った。

これはどう見てもうどんでしょう
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日本人にとっては、うどんが郷愁を誘う。かつおダシに醤油ベースが基本である日本のうどんの常識を、根底から覆がえすのがパローチャイうどんだ。

ナンプラーの他に中国風の辣椒(辣油唐辛子)を入れるのがポイント。ピセー(大盛り)はないので、足りない人は2杯目を注文して食べている。

一度行けば病み付きになること間違いなし。この種の店こそウボンの隠れ家的穴場レストランと言ってよいだろう。機会があれば店主と話もしてみたい。

ナンプラーと辣椒を入れましょう
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店主はいつも大忙しでそんな暇は無さそうだが、壮絶な人生ドラマが聞けるかもしれない。人間模様まで垣間見れるのがウボンのD級グルメ店だ。

私はそんなことを横目で勝手に想像しながら、今日も背中を丸めてパローチャイうどんをすすっている。

追伸:東北地方はタクシン派の牙城であるかのように日本のマスコミが言っていますがウソです。ウボンでは武力衝突も無く、赤シャツ軍団も見かけません。至って平和でのどかな田舎町です。

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お気に入りタイ料理
2008/10/05(Sun)
パッキーマオー(酔っ払い炒め)
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パッキーマオー(酔っ払い炒め)が気に入っている。この料理の面白いところは、同じ店で注文をしても、その日によって入っている具が微妙に異なる点だ。肉は豚肉だったり、鶏肉だったりする。

野菜はいつも異なる種類のものが入っている。写真にある食材の他に、ピンポン玉大の丸ナスやカリフラワーが入っていることもある。この料理はもともと酔っ払いが、酒の肴にあり合わせの食材で作った炒め物と言われている。

つまり絶対にこれを入れなければならない、という厳格なレシピがある訳ではないようだ。柔軟で融通が利くいかにもタイらしい料理だ。これを「店の余り物を使ってテキトーに作っている」と言えばみもふたもない。

しかし「その時々に市場で安く手に入る旬の食材を豊富に使った料理」とも言えるのではないだろうか。言わば日替わりのお任せ炒めと言った感じだ。毎日注文しても飽きの来ない一品。

ポイントとなる食材は、刻んだバイマグルー(こぶみかんの葉)。口の中で強烈な森の香りを放つハーブだ。嫌いな人は受け付けないが、いかにもタイ料理らしい香草の香りがたまらない。やみつきになること間違いない。

パップリックムータイダム(豚肉とニンニクの生胡椒炒め)
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パップリックムータイダム(豚肉とニンニクの生胡椒炒め)もお気に入りの一品。いつも注文しては食べている。この料理の特徴は、その名の通り生のつぶ胡椒だ。

コショウと聞けば、日本人は粉末の調味料しか頭に浮かばない。しかしタイ人は、枝に付いた生の胡椒の実を食べるのである。全く奇想天外な発想だ。生胡椒の実は、イクラよりやや小さい程度。

そして口の中でプチッと砕けた瞬間、強烈な胡椒の風味と辛さが口一杯に広がる。この料理も一度食べたら忘れられない強烈な個性を持ったタイ料理だ。

パッキーマオー同様に唐辛子がテンコ盛りで、この料理も辛さで食後は汗びっしょりになる。

パップリットゥナータイダム(シーチキンのニンニク胡椒炒め)
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タイ人は、シーチキンを炒め物にも使ってしまう。そしてこれが結構ウマい。別にサンドイッチとしてパンにはさむだけが能ではないのである。

このシーチキンが、こがしニンニクと荒挽きコショウ・唐辛子と一緒に炒めることによって絶妙な味をかもし出す。シーチキンは、豚肉や牛肉に比べて非常にあっさりとして、肉脂のしつこさが無い。

なぜかこの料理は豚肉や牛肉を使った料理より5バーツほど高い。きっとツナの缶詰を開けるからであろう。魚肉の方が豚や牛より高くなるというのが面白い。

カーオパットキヤオワーン(グリーンカレー炒飯)
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グリーンカレーの炒飯なるものが存在することを知らなかった。もっとも日本にもカレーライスとカレー炒飯があるくらいだから、グリーンカレーの炒飯があってもおかしくはない。

タイのグリーンカレーは、カレールーと言うよりもカレースープのようで液状に近い。ご飯にかけるよりも、スープとして飲んだ方が美味いような気がする。

その点この炒飯は、普通のグリーンカレーに比べてグリーンカレー独特のハーブとココナッツの風味が、ご飯にしっかりと染み込んでいる。きっとグリーンカレーペーストを濃厚に使っているのだろう。

私は一度食べてすぐにファンになってしまった。しかしなぜかレッドカレーの炒飯には、まだお目にかかったことは無い。単なる偶然か、元々存在しないのか今もって謎だ。

簡易食堂によくあるメニュー看板
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ウボンとバンコクでは、同じ料理を注文しても辛さがかなり異なるので注意が必要だ。ウボンのタイ料理は、バンコクに比べてこれはもう相当に辛い。

バンコクでは注文の際に「アオペッマイカ(辛くしますか)」と聞かれることがあるが、ウボンではまず絶対に聞かれない。辛いものがニガテな人は、ウボンでは一言断りを入れた方が無難だろう。

「辛さ控えめ」などと言う気取った食文化は、ウボンには存在しないのだ。黙っていると、口から火を吹くほどの激辛料理が出てきてしまう。言うなれば、ウボンでは毎日が「激辛選手権大会」。

でもやはりタイ料理はこれでなくっちゃいけない。辛党の私は、そんな昔ながらのタイらしさを色濃く残すウボンのタイ料理が大好きである。


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美味なるタイの朝食
2008/09/17(Wed)
ガパオムーカイジャオー(豚肉のバジル炒め‐卵焼き付)
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ウボン人は、学生でもサラリーマンでも朝食を屋台や簡易食堂でとるのが一般的だ。ウボンの街中にも、安くて美味しい店が早朝から営業している。彼らは通勤・通学途中に立ち寄ってから学校や職場に向かう。

そして信じられないことに、タイ人は朝っぱらからガパオムー(豚肉のバジル炒め)といった激辛タイ料理を平気な顔で食べている。いくらタイ料理好きの私でも、朝から激辛タイ料理は勘弁して頂きたい。

また二日酔いで昨晩の酒が残っている時には、尚更あっさりした朝食を食べたい。何も激辛料理だけがタイ料理の取り柄ではない。辛くない美味しいタイ料理もたくさんあるのである。

ジョーク(お粥)
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まず初めは、アジア人共通の朝食の定番、ジョーク(お粥)です。タイでは肉団子が入っている場合が多い。「サイカイ」と言って生卵を落としてもらいましょう。よくかきまぜて下さい。

お粥の熱で次第に卵とじのように固まって大変美味です。千切り状の黄色いものは生姜です。お腹がゆるい場合は、この生姜を沢山入れましょう。軽い下痢ならピタリと止まったことがあります。生姜は天然の漢方薬ですものね。

この種のお粥食堂は、朝の数時間しか営業していない店が多い。朝の7時~9時しか開いていない食堂というも、タイならではの営業形態だ。一食25B(75円)ほどで済んでしまいます。

タイの朝はこれでなくっちゃ
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お粥だけでは足りない人は、パートンゴー(揚げパン)を食べます。これでもプラス10B(30円)です。隣にある赤い液体は、間違ってもトマトジュースではありません。

チャーローン(タイ風紅茶)です。タイの紅茶は、真っ赤だったり、オレンジ色だったりする。なぜこんな色になるか摩訶不思議です。お約束なのが、グラスの底に堆積するほどのコンデンスミルク。

もうこれ以上はないというほどの激甘紅茶です。パートンゴーに激甘紅茶(又はコーヒー)。タイの朝はこれでなくっちゃ始まりません。今日も一日面白いことが起きそうな予感。

ラートナー(あんかけ風きし麺)
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続いて私がよく朝食に食べるのが、ラートナー(あんかけ風きし麺)です。きし麺そっくりのうどんがつるつると食べ易く、胃に心地よく収まります。ダシは鶏ガラを使い、スープにトロ味が付いている。

揚げニンニクが風味を引き立てている。具は豚肉とカナー(カイラン菜)が入っているのが特徴。カナーのポリポリとした食感がたまりません。お好みでナンプラーや胡椒を使って味付けします。

これで25B(75円)です。朝から外食して100円かからないのですから、何とも贅沢な朝食をタイの人はとっています。駅のホームで菓子パンに噛りつく日本のサラリーマンが何だか哀れに見えてくる。

カノームジーン(タイそうめん)
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カノームジーンを朝食で食べている光景もよく見かけます。これは日本のそうめんにそっくりです。様々な種類のスープの中から一つを選び、つけ麺にして食べます。

これもあまり辛くありません。写真はゲーンキヤオワーン(グリーンカレー)のタレ。野菜やハーブを細かくちぎって中に入れるのがポイントです。低カロリーでヘルシーな食べ物です。

カノームジーンを直訳すれば、中国菓子。中国から渡って来たのかもしれません。タイ人はスプーンとフォークを器用に使って、音を立てずに優雅に食べます。

パッパック・ルアムミッ(タイ風八宝菜炒め)
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辛くない炒め物のご飯を食べるなら、パッパック・ルアムミッ(タイ風八宝菜炒め)が良いでしょう。色とりどりの野菜が何種類も入って、見た目にも美しく食欲をそそります。

腹を壊して医者から「辛い物は食べないで下さいね」と言われた時によくこれを食べていた。ちなみにタイ人だからといって、強靭な胃腸を持っている訳ではないようです。

タイ人でも激辛料理やソムタムを食べて、しょっちゅう腹を壊している。そのせいか、薬局で売っている抗生物質・下痢止めは超強力です。タイの下痢にはさすがの正露丸もお手上げのようです。

グアイジャップ
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最後のトリは、グアイジャップに務めてもらいましょう。麺の見た目と味は、クイッティオ(米麺)によく似ている。クイッティオの店も多くあるが、ウボンではグアイジャップの方に人気があるようだ。

グアイジャップを辞書で引くと、米粉を豚肉と一緒にこねて作った中国式すいとんと書いてある。ウボンは国境の街なので、他のインドシナ国から伝来した料理かもしれない。

味の素をドバドバ入れた手抜きグアイジャップ店も多くあるが、地鶏を丸ごと一匹使って鶏ガラのダシを取っている本格店もある。門構えからは識別不能なので、タイ人で込んでいる店なら大丈夫でしょう。

店によって入れる具にバラエティーがある。骨付き鶏肉、すり身、手羽先、臓モツ、レバー、ムーヨー(ソーセージ)等、あらゆる種類がある。専門店ではトッピングとして、骨付き鶏肉をサイドオーダーできる。

よく煮込んで柔らかくなった骨付き鶏肉がダシと絡み合い、絶妙な味をかもし出す。これでもグアイジャップ一杯25B(75円)です。改めてタイ人は何て贅沢な食生活を送っているのかと羨ましく思います。

タイ料理の素晴らしさを書いていたらきりがありませんので、今回はこの辺で筆を置きます。


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