ウボンのホテル、7月の宿泊率は100%
2011/08/20(Sat)
ウボンのホテル、7月の宿泊率は100%
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タイ政府観光庁(TAT)ウボンラチャタニ事務所長ユパー・パーンロート氏によると、今年7月1日から31日まで開催されるウボン県のろうそく祭りを訪れる観光客の数は、昨年を上回る見通しだ。

これは7月に4連休があることによるもので、昨年に比べて10%増の3,000万B(約7,800万円)の観光収益をもたらすものと見込まれている。

特に8日から17日にかけては、ウボン県において第5回高齢者スポーツ・レクリエーション大会も開催されることにより、宿泊施設の予約率が最高潮に達し、ほぼ満室に近い状態だ。

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7月15日(金)に至ってはホテルの予約率が100%に達した。

今後さらに宿泊施設が不足する事態に備えて、ウボンラチャタニ県庁はノーンパーポン寺やパーナーナーチャート寺などに協力を求める考えだ。これらの寺院には、夜間に瞑想するための施設があるためだ。

また15日の夜は入安居(アーサーンハブーチャー)にあたり、ウィアンティアン(注)が行われることになっている。

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一方、シーサケート県など近隣県の宿泊施設については、多くの新たなホテルが開業しつつある。これにより観光客が近隣県に宿泊し、手軽にウボンを訪れることも可能になる。

(注)ウィアンティアン・・・尊崇すべき人や仏像などの周囲を、ろうそくに火を点じ花と共に手にはさんで合掌し、右回りに回ること(タイ日大辞典)

(以上、現地の報道を管理人が抄訳して引用)

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(管理人のコメント)

ウボンと言えばろうそく祭り。毎年7月になると、タイ全土はもとより世界中から観光客が押し寄せる。今年はついにウボン中のホテルの宿泊率が100%になってしまった。7月は高級ホテルから先に埋まってしまう。

比較的に宿を取りやすいのが、インターネットや旅行代理店とリンクしていない一泊1,000B(2,600円)以下の安宿。これらのボロ宿は基本的に”チェックインしたモン勝ち”だ。後は部屋を占拠して籠城すればいい。

逆に穴場なのが「アパーメーン」と呼ばれるアパート。タイのアパートには、「週貸し/日貸し可」などとタイ語で看板がかかっていることが多い。しかし路地裏にあったりして、タイ語オンリーの世界。初心者には薦められない。

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いずれにせよ、ホテルの予約をせずに7月にウボンへ来るのは危険だ。満室で断られ、炎天下の中を重い荷物を持って歩き回る事態は避けなければならない。

この時期は、バンコクの旅行代理店に交通手段から宿泊施設まで丸投げしてしまうのが安心だ。

一度は行ってみたいウボンのろうそく祭り。しかし7月のウボンはしょせん「ヨソ行きの顔」。人ゴミはうっとおしく、ホテルは閑散期の倍以上も請求するボッタクリ価格。観光客は鴨がネギをしょって来たようなものだ。

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ウボンの本当の姿を味わってマッタリ過ごしたいなら、7月は避けた方がよいというのが管理人の逆説的な提案です。

タイと言うとバカンス、リゾート、夜遊びといったイメージが強調され、それを目的に訪泰する人も多い。しかし真の幸せな生活は、非日常の特別なイベントの中にあるのではなく、平凡な日常生活の中にあると思います。

ウボンの良さを実感できるも、ウボン人の平凡な日常生活が垣間見ることができる7月以外の方が良いのではないでしょうか。

2011ミスウボンラチャタニろうそく祭り
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最後は「お約束」のミスコンです。前回のブログは「ミス・デブ専コンテスト」だったので、今回はお口直しということで正真正銘のミスコンテストです。

栄えある2011年ミスウボンラチャタニろうそく祭りに選ばれたのは、エントリーナンバー3番、モーラゴット・プーンポンさん(24歳)。身長175cm体重53kg。スリーサイズは上から86-63-93(←エロオヤジ目線)。

プリンス・ソンクラ大学(スラタニ県)卒。賞金5万バーツ(13万円)と副賞としてダイヤの王冠、トロフィー、ミスろうそく祭りの肩掛けが贈られた。

美人すぎる2011ミスろうそく祭り
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モーラゴットとはエメラルドを意味します。名前通りエメラルドのような美しい女性です。壮麗なろうそく製の山車だけでなく、ウボンで一番の美女までが見られるウボンのろうそく祭り。

まだ来られたことの無い方は、是非一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

来年のご予約はお早めにどうぞ。

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ウボンラチャタニ県に複合商業施設オープン
2010/02/28(Sun)
ウボンラチャタニ県に複合商業施設オープン
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東北ウボンラチャタニ県の新たなシンボルとして、複合商業施設「スニータワーコンプレックス」が2月25日に正式オープンする。

総工費14億バーツ、床面積10万平方メートルの同施設には、ホテル(219室)、コンベンションホール、デパート、スーパーのほか、スパやITプラザ、教育センターなども入居。

さらに、映画館、カラオケ、ボーリング場、ウォーターパークなど娯楽施設も併設する。1年前のソフトオープン以来、1日あたりの来店客数は平日で3,000人から4,000人、週末は約1万人と好調な出足。

ディベロッパーのカオナ・トレジャー社は、「客足は順調。正式オープン後はさらに伸びるだろう」と自信を示す。一方、コンベンションホールも注目を集めている。これまで同県には大型会議や企業セミナーを開催できる施設が少なかった。

このため、スニータワーコンプレックスのコンベンションホールには、年末までに既に5件以上の予約が入っているという。カオナ・トレジャー社は病院を買収して、同施設を建設。なお、投資回収期間は10年以上とのことだ。

(以上、バンコク週報より引用)

「SUNEE TOWER COMPLEX」
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(管理人のコメント)

もうウボンをド田舎、ウボン人を田舎っぺと呼べないような巨大ショッピングセンターと高級ホテルが誕生します。場所はウボンのテスコロータスとビッグCの中間にあります。実はもう開業しています。

上記の記事にある通り、1年も前にオープンしているのです。タイでは、プレオープンとかSoft Launchと称する事前開業がよくある。本営業の開始と一体何が違うのだろうか。タイのことだから、建設計画など絵に描いたモチ。工期は絶対に遅れる。

そこで当初予定していた開業日をプレオープンとしてひとまず開業し、残る未完成部分を突貫工事で仕上げるのではないだろうか。スワンナプーム国際空港、BTS、地下鉄しかり。エアポートリンクは再々々延期でまだ開業していない。

Sunee Grand Hotelのエントランス
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このショッピングモールとホテルを建設したのは、ガーオナーガイソット社という養鶏場を中核とするウボンの企業グループ。経営者のSutud Triyangkulsri氏は42歳。父である社長の次男で、カセサート大学経済学部を卒業後、父親の事業を受け継いだ。たぶんタイ華僑だろう。

鳥インフルエンザで本業の事業拡大が困難と判断し、異業種への拡大を図っていると語る。同社はもともとこの地にPhyathaiウボン病院を買収して経営していたが、1997年のアジア経済危機以降にお客さん(患者)が急減。1階部分しか使われていなかった。

そこで敷地内にレストランや家具チェーンの「Index」を入居させたり、病院の空き部屋を使ってアパート経営をしたりしていた。それらを全て取り壊し、この巨大ショッピングモール「シティーモール」と5つ星の「スニーグランドホテル」をオープンさせた。

Sunee Grand Hotelのフロント
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14億バーツの投資とは景気のいい話だ。ウボンのローカル企業にこんな巨額投資ができるとは驚きだ。でもウボンに5つ星ホテルは要らないと思う。このおかげで、ウボンのなんちゃって一流ホテルだったライトンやネバダは、二流ホテルに番付が格下げになってしまった。

ホテル業も楽ではない。Sunee Grand Hotelへ行ってみると、ここは最近バンコクで流行っているビジュアル系ブティックホテルといった感じだ。ロビーは薄暗く、ライトアップによる照明効果を多用している。こういうタイらしくないホテルは、私は嫌いである。

タイの正しいホテルとは、ドアを開けるとナンプラー(魚醤油)、ココナッツミルク、ヤードムのハッカ油の香りがプ~ンと漂ってこなければならない。そして客室前の廊下には、シーツが山済みになっている。その横でルーム係のオバちゃんがアグラをかいておしゃべりに夢中。

Sunee Grand Hotelのロビー
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こうしたホテルは管理が実にいいかげんだが、不思議と不愉快な気分にさせられることはない。不手際を補って余りある心のこもったもてなしや笑顔に客は満足させられるのである。スニーグランドホテルは1泊2,800Bだが、今は1,500Bで宿泊できる。

ろうそく祭りの時期にはもっと高くなるかもしれない。恐らくウボンのホテル業界は、ろうそく祭りのある7月だけが繁忙期で、それ以外は閑散期と思われる。つまり7月だけで1年分の利益を上げてしまうのではないだろうか。

Sutud氏によると219室あるホテルの稼働率は2009年が50%とのこと。そしてホテル併設のコンベンションホールは、東北地方最大の3,500人が収容可能。おいおい、バンコクじゃあるまいし、辺境の町ウボンに会議室の需要がそんなにあるとは思えない。

携帯売り場はガラーーーーーーーン
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ゲームコーナーはガラーーーーーーーン (両方とも写真はプレオープン時です)
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続いてCity Mallに入ってみる。新築のデパートで綺麗ではあるが、どこか殺風景だ。売り場からテーマやコンセプトといったメッセージが伝わってこない。ターゲットとする客層も不明。ただ単に空きスペースにテナントを無造作に埋め込んだだけとしか思えない。

しかもテナントはあまり埋まっておらず、歯抜け状態でスカスカのフロアもある。それならば家賃をダンピングしてでもショップに入居してもらい、活気を出すのが日本の常識だ。しかしタイのデパートは、このような歯抜け状態を放置する傾向がある。

後はお決まりの携帯電話コーナー、ゲームセンターと映画館にクーポン食堂だ。フロアの構成に全く創意工夫が感じられない。その中でも出色の出来ばえは、4階にあるウォーターパークだろう。週末は大人100B、子供80B。

4階にあるウォーターパークは面白そうです
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以前にワーリンチャムラープ郡のプールに行った時のことをこのブログに書いたが、これまでウボン中心部にプールは存在しなかった。もっともこのウォーターパークは子供向きといった感じだ。間違ってもハイレグのタイギャルなどはいませんのであしからず。

以上、ウボンに新しく誕生した注目の複合商業施設を概観した。しかし先行きがどうも心配だ。本当に10年後に黒字が出せるのか。10年間もひたすら金利と元本を銀行に支払っていけるのか。私が行った日は客の入りも今ひとつで、写真にあるようにガラガラだった。

売り場面積も、ウボンのデパートにしては大箱すぎるような気もする。もともと鶏肉加工メーカーの同社にとって、畑違いのホテルとショッピングセンターの経営は、相当の苦戦を強いられるのではないだろうか。

ウボンにお越しの際は是非?お立ち寄り下さい
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ともあれ、日本食レストラン「Fuji」も1階にオープンし、成長の余地は十分にある。ここはウボンに名高い新進気鋭の実業家の経営手腕をじっくりと観察したい。

ここが果たしてウボンの新名所となるのか、はたまたウボンのスターバックス1号店のように情けなくシッポを巻いて撤退か。

ウボン経済の行く末は、ひとえに社長スタット氏の双肩にかかっている。

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ネバダ・エンタメコンプレックス
2008/11/15(Sat)
ウボンインターナショナルホテル
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ウボンのなんちゃって高級ホテルのネバダグランドが、いつの間にか「ウボンインターナショナルホテル」と名前を変えていた。しかし変わったのは名前だけで、他は何も一切変わっていない(笑)。ウボンではこういうのは結構多い。

バンコクと違ってビルを新築する資本も需要もないので、単なるマイナーチェンジで「改装オープン!」と銘打っているのである。“インターナショナル”という国際性をうたえば、ホテルの格が上がると思っている安易な田舎的発想がたまらない。

しかしロウソク祭りの時を除いて、ウボンに外国人観光客はやって来ないのである。ウボンに居る外国人は、タイ人の奥さんを貰って隠居した、平均年齢60歳代の欧米系ジイさん位だ。良く言えばまだ外国人に汚染されていない街とも言える。

インチャルーンパーク
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こちらもそうだ。SKショッピングセンターが、いつの間にか「インチャルーンパーク」とシャレた名前に改名。しかし他は一切変わっていない。これではただ店の看板をかけ替えただけだ。

バンコクはいつ行っても高層ビルの建設ラッシュで、2~3ヶ月行かなければ街は一変してしまう。しかしウボンでは100年1日の如く超スローペースで街は発展している。

そんなウボンでは単なる改装オープンでもちょっとした街の話題になり、噂を聞きつけて一度は足を運んでみる。ネバダグランドホテルの前にあったショボい映画館が、シャレたシネマコンプレックスに生まれ変わってリニューアルオープンしていた。

ネバダ・エンタメコンプレックス
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それがネバダ・エンターテイメントコンプレックスだ。この一角だけバンコクのサヤームスクウェアに紛れ込んでしまったような高級感が溢れている。

一階にはショッピングや飲食店のテナントが入り、2階がシネコンとカラオケボックスになっている。ド田舎にしては随分とオシャレ感がある建物だ。映画は金がかからない庶民の娯楽。

最近のタイ映画もレベルが上がってきている。休日ともなると、金は無いがヒマは有り余るほど持っているウボン人のカップルや家族連れで賑わっている。みんなとても楽しそうだ。

2階はシネコンとカラオケボックス
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一方、日本の非正規雇用者やワーキングプアは、金が無ければ暇さえ無いのだから、それに比べたらウボン人の方がまだ幸せなのかもしれない。

タイでは貧乏苦労小説「蟹工船」はハヤらない。タイで「アリとキリギリス」の寓話を展開しても、勤勉なアリは炎天下で働き過ぎて過労死し、怠け者のキリギリスは冬の到来も無く一生をのんびり生きられるのである。これがタイという国…

オープンしてすぐ行った時には、まだ建物の一部は工事中だった。オープン初日になってもまだ未完成で、一部が工事中というのはタイでよく見かける光景だ。日本では考えられない。

オープンしてもこの有り様
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象徴的なのがバンコクのスワンナプーム国際空港。私は開港初日に利用したが、ぬけぬけとまだ工事をしていた。タイで働く日本人は、とかくタイ人は約束や納期を守らないと不満を訴える。

しかしタイ人のチンタラした仕事で納期に間に合わず苦労させられるのは、タイの企業も同じのようだ。そこで中核となる部分だけでも突貫工事で先に完成させ、オープンさせてしまう。残りは後からゆっくりやればいいのだ。

何ともおおらかで南国的なビジネスモデルだ。慌てず騒がずうろたえず、ジャイイエン(冷静沈着)で鷹揚に構えているのがプーヤイ(大人物)のタイ人経営者なのだろう。

閑古鳥のウボンスターバックス
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1階の正面玄関には、ウボン初となるスターバックス1号店が入居。しかし以前のブログで、私はウボンのスターバックスは流行らないと予想した。高すぎるのである。スターバックスで気軽にコーヒーを飲める購買層は、まだウボンには育っていない。

金魚すくいのような網でドリップする昔ながらのタイコーヒー(カーフェーボーラーン)が10B。これに加えてエスプレッソマシーンで作る本格的なコーヒーショップ(カーフェーソット)が、20~30Bでおいしいコーヒーを飲ませてくれる。

これに比べてスターバックスが出す70~80Bのコーヒーは、ウボンでは喧嘩を売っているのに等しい価格だ。これはあたかも吉野家や松屋の横で、一杯1,000円の牛丼を売っているようなものだ。一体誰が入るかという感じだ。

休日なのに客が一人もいないウボンのスターバックス
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笑ってしまうのが、このウボンスターバックスの真正面に、タイ資本のコーヒーチェーン「ブラックキャニオンコーヒー」が出店している。ここは1杯40~50Bで、客はパラパラ入っている。この辺りの価格帯がウボン人には精一杯なのである。

こんな所にスターバックスを出店させるとは、経営者は相当のKY(空気が読めない)で、マーケティング能力はゼロだろう。閉店は時間の問題かもしれない。何事にも身の丈に合った成長というものがある。

本場アメリカでは低所得者向けの大衆店でしかないスターバックスや衣料品のGAPが、アジアでは高級店ヅラをしているのも気に食わん。こんな店は早いトコ無くなった方がいい。

ウボンに百円ショップのダイソーが?!
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タイに百円ショップのダイソーが進出しているのは知っていたが、ウボンにまで進出していたとは知らなかった。ソンテオに乗っている時に偶然発見した。

場所はチャヤーングーン通り。テスコ・ロータスからビッグCへ向かった左側にあった。日本びいきが多いウボンでは、結構繁盛しているのかもしれない。今度調査に行ってみようと思う。

いつの間にやら7万アクセスを突破してしまいました。この超ローカルなマイナーブログもそろそろメジャー入りでしょうか…

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Laithong Hotel
2007/05/08(Tue)


ライトンホテルはウボンにおけるNo.1のグレードを誇るホテルです。と言ってもあくまでウボンにおけるホテルのグレードですので念のため。それでもたったの1,300Bです。

ウボンでホテルを探すのであれば、グレードで選べばライトン、利便性ならネバダグランド、リゾート気分でゆっくりくつろぎたいならウボンブリホテル&リゾートになるでしょうか。

どれも田舎ホテルなどとバカにはできないグレードと設備です。ウボンではこの料金でなんちゃってセレブ体験ができるのですから安いものです。

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めったに来ない外国人が来ればホテルマンも温かくもてなしてくれることでしょう。上記3つのホテルの中では、ライトンホテルが最も料理が美味しく、従業員の教育も洗練されていたように思います。

1泊2日でウボンをあちこち見て回ろう、などと計画してはいけません。ここは地元のウボン人に習ってのんびりと過ごし、ウボンを流れるゆるやかな空気と時間に身を委ねるのが正しいウボンの過ごし方だと思います。

ウボンには外国語を巧みに操って外国人観光客を騙す怪しい詐欺師などおりません。市内を流れるムーン川を一日中ボーと眺めるのもいいと思います。

地元のウボン人にもぜひ話しかけてみて下さい。バンコクのタイ人ほど忙しくはないので、会話にも乗ってくると思います。

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以前に偶然入ったコーヒーショップで、私を見るや「あなた中国人?それともベトナム人?」などと寝ボケたことを聞いてきたおネエチャンと楽しく会話したことがあります。

ウボンにはインドシナ戦争によって逃れてきたラオス人やベトナム人から伝わった一杯20~30Bと少し高めの美味しいコーヒーショップが何軒もあります。

注文を受けてから豆を挽いて、ドリップして出すという本格派です。今まで自分が飲んできたコーヒーは一体何だったのかと思うほど香りとコクがありました。

実を言うと私はまだウボンで有名なカオプラウィハーン遺跡にもろうそく祭りにも行ったことがありません。地元のウボン人もあまり興味を示さず、誘われたこともありません。

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これはちょうど東京の人間が東京タワーや江戸三大祭などあまり行かないのと同じ理由でしょう。もっぱら外からのタイ人・外国人観光客が好んで行っているように思います。

以前ライトンホテルに行った時には、ここである国際会議が行われました。日本やアメリカで行われる国際会議は、名前がカッコイイだけでタイクツなことこの上ないので私は好きではない。

主催者挨拶とゲストによる基調講演に始まり、発表やシンポジウム、分科会などが延々と続いて実に疲れる。「だってそれが目的で集まったんじゃん」と言われれば確かに返す言葉はない。

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しかしあまりにムダや遊びを省いた国際会議は無味乾燥化し、面白くもへったくれもない。こんな会議をウボンでやれば参加者は全員居眠りをするか帰ってしまうだろう。

以前ニューヨークの国連本部で行われたある国際会議に参加したことがある。そのあまりのツマラナさに途中で抜け出し、国連のお土産屋と本屋で時間を潰して何食わぬ顔で議場に戻ったことがある。

それとは打って変わってウボンの国際会議は一味違った。この日はインドシナ各国からの活動家が一堂に会した。

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インドシナ半島は国境が複雑に入り組んでいるため、様々な問題が国境をまたがって各国に波及している。従ってそれぞれの国が個別に対策を講じたりするのでは問題の解決にはつながらない。

そこで各国が連携して問題解決に当たり、統一行動や協力体制の確立、情報の共有や人的ネットワークの構築といった多国間の包括的なアプローチが必要になってくる。

この会議にも中国、ベトナム、ラオス、カンボジア、ミャンマーから代表者が参加して、会議の共通言語は英語だった。しかし私も人のことを言えないが、この人たちの英語力はお世辞にも上手いとは言えない。

「セイムセイム」「チープチープ」といった典型的なアジアンイングリッシュだ。それでも互いに通じてしまうのだから面白い。というのも皆さん英語はアヤシイが、全員その道数十年の活動家だ。

国に帰ればみな組織のトップか幹部職員。大切なのは専門的な知識や経験と行動力であって、英語力はコミュニケーション手段の一つにすぎないということだろう。

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このようなおカタい国際会議においても、ウボンの人々はサヌック・サバーイ精神を決して忘れない。オープニングや食事の際にはタイの伝統的な歌や踊りが入って参加者を飽きさせない。逐次休憩が入ってコーヒーやタイのお菓子も振舞われる。

参加者も一緒にランボンを踊るなどして、会議に来たのだか遊びに来たのだかわからない状態。心に余裕のない日本人であれば「オレはこんな余興を見に来たんじゃない、とっとと本題に入れ」などと言い出しかねないだろう。

この場には欧米のファランが2~3人参加していたがその存在感は薄く、完全にアジア人のペースで会議は進行されていた。

アジア人によるアジア人のための国際会議。私は「こんな国際会議もあるんだ」と目から鱗が落ちる思いだった。同時に胸のすくような爽快感とアジアの誇りを感じたライトンホテルの国際会議であった。

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追伸:いつの間にか2万アクセスを超えてしまいました。マイナーブログにしては短期間で驚異的な数です。ウボンラチャタニというラオスに近いタイの小さな街にそんなに多くの人が興味を持っているのでしょうか。

もしそうならウボンの人々もきっと喜ぶことでしょう。

ウボンの地図
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Nevada Grand Hotel
2006/12/25(Mon)
Nevada Grand Hotel


地球の歩き方にも載っているNevada Grand Hotelに行ってきた。ここは「一応」ウボンにある最高級ホテルと言われている。それでも一泊たったの1,100B。これがタイ地方都市における適正価格であろう。見方を変えれば、たった3,000円でご当地の最高宿に泊まれるならば安いものだ。貧乏バックパッカー諸兄も、せめてド田舎に来た時くらいはリッチな王侯貴族の生活を試してはいかがだろうか。

このホテルを一言で言うならば、「女優の吉永小百合も若い頃は相当キレイだったんだろうな~」という感じである。写真とは裏腹に、実際は相当オンボロな場末系“元最高級ホテル”と言った方がふさわしい。

Nevada Grand Hotelのロビー
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ネバダグランドなどと一丁前の名前を名乗っているが、アメリカ資本のホテルチェーンとは無関係であろう。それはホテルのドアを開けた瞬間からわかる。プ~ンと臭うナンプラーやハッカの香り。ベルボーイは客が来ないと靴を脱いで客用のソファーでくつろいでいる。掃除のオバちゃんも手を休めておしゃべりに夢中。

でもこうしたいかにもタイらしいホテルは嫌いではない。逆にバンコクのオリエンタルホテルなど、一泊300ドルも取るくせにホテルマンは白人コンプレックスの固まりで、日本人など露骨にナメてかかると聞く。どっちのホテルがいいか一目瞭然ですね。その点ウボンは外国人もあまり来ないので、下にも置かない丁寧な対応です。

Rock
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ホテルの敷地内には、ナイトクラブが2つあります。最初にRockに行きました。ステージをぐるりと囲むようにテーブルがあるよくあるライブ演奏の店です。クリスマスの夜だというのに全く客がいない。

タイ人に聞くとクリスマスを祝うのは欧米人くらいで、ここウボンではあまり流行っていないとのこと。ソンクラーンやロイカトーンの方がビックイベントらしい。

DNA↓もっとマシな店名はないんかい?
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続いて向かったのはすぐ隣のDNA。こちらはやや小さめの生演奏の店。ムード系の音楽でそんなに騒々しくはない。ここも客は全くいない。まるで貸切状態だ。RockもDNAも客より店員の方が多いほどだ。ツブれないか心配になってくる。

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Cheer Beerのオネエちゃんも暇なので、私がビールを一口飲む度に継ぎ足してくれる。タイ人女性と言うとすぐに色黒、小柄、のっぺり顔とステレオタイプに思うかもしれないが、チアビアーの子達は日本に行ってキャンペーンガールが務まるほどの色白の美貌と脚線美の持ち主だ。生演奏を聞きながらこの子達にお世話をしてもらってビール一本100Bは高くない。

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こんな話をウボンの女の子に言うと「そんな女にモテたってラックマイジン(不実の愛)よ!」と言われてしまった。そんなのわかっとるわい。不実だろうが金銭がからむ愛だろうが、世の男というものはキレイな女の子に側にいてもらえればそれでいいのだ。そうでしょ?みなさん!
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