スポンサーサイト
--/--/--(--)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
この記事のURL | スポンサー広告 | ▲ top
タイ風ステーキ
2007/09/02(Sun)
タイ風ステーキ
P7270844

知人からサテックを食べに行こうと誘われた。「何だサテックって?」と思って聞いてみると、どうやらステーキのことらしい。Steakをタイ語表記して読むとサテックとなるようだ。

我々は一路車を飛ばした。途中で雑貨屋に立ち寄った知人はおもむろにビールを買い、何とラッパ飲みしながら運転して店に向かった。こんなのがウボンではアリのようだ。

到着した辺り一帯はアーンゲップナーム(貯水池)と呼ばれ、大きな池の畔にレストランが軒を連ねている。感じとしては、京都は鴨川沿いに並ぶ川床と呼ばれる料理屋に近い。

どの店もオープンエアーで、川風を受けて景色を眺めながら食事をするという何とも風情のある所だ。リゾート風に砂浜にテーブルと椅子を置いてムーチュム(イサン鍋)を出す店も多い。

タイ風ステーキ屋「スワンミンスパン」
P7270838

タイ人はエンターテイメント性のある場所を見つけるのが本当に上手い。ここはどのガイドブックにもまだ紹介されておらず、地元民ご用達の穴場スポットで大変お奨めです。

我々はその中の一軒で「ミンスパン」というタイ風ステーキ屋に入った。店名を訳せば「金運」とでもなろうか。まったくタイ人が名付ける店名のセンスにはいつも疑問を感じざるを得ない。

この店はテーマパーク型レストランのように内装が凝っていて、中は薄暗いジャングルのようだ。ステーキ肉には牛、豚、鶏があり、普通のタイ料理も一通り揃っている。

待つこと数分でステーキが焼き上がって出てきた。私は期待に胸を膨らませながらアツアツの牛ステーキを一切れ口に運んで思わず唸った。ウッ、超マ○イ。何じゃこのステーキは。

これがタイ風ステーキだ
P7270842

肉自体は決して悪くない。柔らかくて美味だ。しかし味付けが酷すぎる。日本人が何にでも醤油をかけてしまうように、タイ人も何にでも魚醤油をかけてタイ料理独特の甘辛酸っぱい味付けをしてしまうようだ。

そもそもステーキは肉自体が良ければ、塩と胡椒だけで味付けをしても十分美味しいステーキが焼き上がる。それをみたらし団子のような甘酸っぱいタレをかけているのである。ダメだこりゃ。

元来タイで食べるピザやスパゲッティ、ハンバーグなどの西洋料理(私は勝手にファラン飯と命名)は激マズなのが多い。マズイわ高いわなのでタイで洋食屋に入らない方が無難であると私は結論付けた。

さりとてこの店のコックの腕は悪くないようで、サイドオーダーで注文したヤムヌア(牛肉サラダ)はとても美味しかった。やはりタイ人が見よう見マネで作る洋食はパスした方がいいでしょう。

この店のヤムヌアはとてもおいしいです
P7270843

さて、この店で私はいかにもタイらしい光景を眼にした。我々は3人で行ったのだが、なぜかステーキが4人前出てきた。

知人に4人分注文したのかと尋ねたが首を横に振る。つまりアホ店員が注文を間違えて4人分持って来たのである。

普通3人のテーブルが4枚のステーキを注文するか?という至極当然の疑問はタイ人店員の頭には浮かばないようだ。もしこれが日本人だったら「これ注文してないけど」と言って返すだろう。

しかし知人は一瞬「ん?!」という怪訝な表情をしたがそのまま受け取った。そして肉をきれいに切り分けて私やもう一人の連れの皿に盛ってくれた。

ミンスパンの店内
P7270839

以前にこれと逆のパターンに遭遇したこともある。知人達と数人で昼食を食べに行った食堂で、一人だけ注文した料理が出てこない。彼は心配になり「私の注文した○○はまだですか」と尋ねた。

するとあろうことか、厨房で調理していたコックはヘラヘラ笑いながら「すいません、忘れちゃいました」とぬけぬけと言い放った。横で聞いていた私はおかしくて食べていたものを吹き出しそうになった。

もしこれが日本人であれば一瞬でキレて「もういらねえよ!」「喰ってる時間ねえよ!」と激怒して店を出ることだろう。これが日本人の実態だ。しかし私のタイ人の知人はそれほどアホではない。

彼は「マイペンライ」と言ってからすぐに出来るカイジャオムーサップ(タイ風オムレツ)に変更して注文した。するとものの3分ほどで出来上がって運ばれてきた。

P7270837

彼は何事もなかったようにゆっくりと食事をし、我々と同じ頃に食べ終わって一緒に店を出た。このようなあえて状況に逆らわず流れに身を任せるタイ人気質、私は大好きです。

さて超マ○かったタイ風ステーキであったが、ご馳走してくれた知人の手前、私はウマいと言いつつも他のタイ料理を中心に箸を動かしていた。

我々は帰りがけに池の畔に車を止め、水面に浮かぶ夜景を眺めながら更にビールを飲んだ。星空がとてもきれいで、輝く月の夜だった。私はこれ以上何もいらないと思うほど満ち足りた心境だった。

暗くてよく見えないが、きっと3人とも真っ赤な顔で酔っ払っていたことだろう。ほどなくしていつものように思いっきり飲酒運転をしながら我々は家路へと向かった。

にほんブログ村 海外生活ブログ タイ情報へ
スポンサーサイト
この記事のURL | ウボンのレストラン | CM(2) | TB(0) | ▲ top
ウボンでスイミング
2007/09/01(Sat)
ウボンでスイミング
P7300904

タイ料理は本当に美味しい。なおかつ安い。ついつい食べ過ぎてしまう。そして毎晩のようにウボンの男たちに飲みに誘われる。これでは誰であろうとすぐおデブちゃんになってしまう。

私も最近体重が増えてきた気がする。日本ではジョギングをしていた。ホノルルマラソンに参加して4時間半で完走したこともある。しかし高温多湿のタイでジョギングをすれば自殺行為に等しい。

タイで走っている人などまず見ない。早朝の広場で中年女性がエアロビクスをやっているのを見ることはある。しかしこんな所に私が行けば完璧に変質者扱いか、ババアに取り囲まれた杉良太郎状態になること必定である。

ウボンにもシャレたフィットネスクラブがあるが、タイでフィットネスクラブに通うというのもどうかと思う。

そうだ、水泳が良いのではないか。知人に聞いてネバダグランドホテルにあるプールへ行ってみた。しかしここはプールというよりボロい屋外浴場といった感じ。水浴びには良いが、泳ぐには狭すぎる

ワリンチャムラープ市場
P7260828

知人に次なるプールを紹介してもらった。名称は「スワン・スッカパープ」。健康ランドとでも訳そうか。場所は少し遠い。ウボン駅近くのワリンチャムラープ市場からバイクタクシーで5分ほどの場所。

ソンテオとバイクタクシーを乗り継いで到着した。テニスコートや体育館もある総合運動施設といった感じ。タイの田舎にしては十分合格点です。プールの利用料はたったの20B(60円)。

私はサメット島で買ったリゾート風の水着を持参した。だがここでは競泳用の水着着用がルールらしい。しかしここはタイ。受付の女性は笑顔で「今日はいいですよ。次回は競泳用にして下さいね。」と言ってくれた。

もしこれが日本なら規則を盾に死んでも例外は認めないだろう。広さは日本によくある25mプールと子供用プールがあった。期待はしていなかったが、やはりビキニやハイレグのタイ女性など皆無だった。

スワン・スッカパープ
P7260832

肌の露出は下賎なこととされ、色白の肌が珍重されるタイでは、女性は何としてでも肌を直射日光から守りたいようだ。地元の水泳チームの選手と、家族連れが一緒に泳いでいるようなのどかなプールでした。

仰向けにプカプカと水に浮いていると、目の前は一面に青空が広がっている。静寂な中を入道雲がゆっくりと流れている。私は恍惚感に浸りながら東京でのサラリーマン時代を思い出していた。

今頃も相変わらず責任や仕事をなすり付け合い、取るに足らぬことでキレてわめき散らしていることだろう。月給とは、労働の対価でも従業員に対する売上げの分配でもない。

いわば一ヶ月間、不愉快な思いをさせたことに対する職場からの“慰謝料”だ。強い責任感の表れなどと言えば聞こえは良いが、日本人の頭に「楽しく愉快に仕事をする」などという発想は間違っても出てこない。

中はこんな感じです
P7260829

翻ってタイ人の仕事ぶりを見ると、実に楽しそうだ。こんなチンタラしたトロい仕事で給料がもらえるならば、逆に相当オイシイのではないか。

彼らは1~2万B(3~6万円)程度の安月給と言っても、毎日のように飲み食いに繰り出し、たまにはキレイなおネエちゃんと遊ぶことも十分可能だ。

私の好きな言葉に『錦を着て憂える人あり 水を飲みて笑う人あり』というのがある。東京で電車通勤をしていた時、平均すれば毎週のように飛び込み自殺で電車が止まっていたように記憶している。

タイ人の10倍近い給料をもらって電車に飛び込む日本人とは、一体どのような人達なのか。私はウボンに来たことによって、錦を着て憂える人から水を飲んで笑える人に変貌を遂げたと思っている。ここは天国だ。

水泳教室のチームと一緒に泳ぎました
P7260830

しばらく泳いで心地よい疲労を覚えたので、プールから上がって帰る用意をした。今日は久しぶりにいい汗をかくことができた。

隣で練習をしている水泳クラブのコーチが笑顔で「もう帰るのかい?」と聞いてきた。

外に出ると日差しはすっかり傾き、市場では夕食の惣菜を調理していた。ソムタムの鉢を叩くトントンという音がこだまし、焼き鳥のガイヤーンを焼く煙が立ち上る。いかにもタイの東北地方らしい光景だ。

私は夕暮れが迫るウボンの街をバイクタクシーとソンテオを乗り継ぎ、来た道を引き返して帰宅した。

23 Sunset

にほんブログ村 海外生活ブログ タイ情報へ
この記事のURL | ウボンの日常 | CM(5) | TB(0) | ▲ top
| メイン |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。