サワディーピーマイ 2009
2009/01/04(Sun)
Central Worldのカウントダウン
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明けましておめでとうございますと言いたいところですが、バンコクで正月早々に大惨事が起きてしまいました。エカマイの高級パブ「サンティカ」で、カウントダウンの花火が原因と見られる大火災が発生。現在まで61名が死亡、200名以上が負傷。日本人も巻き添えになりました。

私はバンコクにおり、セントラルワールドのカウントダウンを見に行っていました。ここも以前に爆弾テロが発生。今年は警官隊の数を増やし、爆発物が置かれた公衆電話を閉鎖するなどセキュリティーを強化したようでイベントは無事に終了。帰宅するところでした。

そこへ大量の消防車、救急車、パトカーが猛スピードでスクムウィット通りを東へ駆け抜けて行くのを目撃しました。これを見て私は一瞬「またタクシン派がテロったか」と思いました。12月は毎日のようにPAD関連施設に爆弾が投げ込まれていたからです。

火災であったことはインターネットで知りました。馬鹿騒ぎの最中に花火が何かに引火したようです。タイ語の新聞はカウントダウンの模様を記事にしているものの、大火災については朝刊に間に合わなかったようです。元旦の1面トップで国王の年頭所感を掲載するという大マヌケぶり。

累々たる死体(AP通信より)
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出火当事「サンティカ」には1,000人近い客が来店。高級パブとはいうものの、違法営業だった。火災報知機もスプリンクラーも作動しなかった。従業員は避難誘導もせず、従業員だけが知る裏口から真っ先にトンズラ。タイでは安全基準も安全対策もあってなきが如しというのが現実です。タイでは全てが自己責任。頼れるのは自分だけ。

それにしても、タイは以前にも増して危険な国になってしまいました。津波による自然災害や南部のイスラムテロ。クーデターに始まり空港占拠にまで至った政治的無秩序状態。そして今回のような大火災や交通事故。詐欺や強盗といった凶悪犯罪も減る気配はありません。今後タイは一体どうなってしまうのでしょうか。

97年のアジア経済危機からタイ経済が速やかに回復したことを例に取り、昨年の国内騒乱も深刻な事態に至らないという見方があります。果たしてそう楽観できるでしょうか。97年の時は、バーツが高いと見たヘッジファンドが投機的な天井売りを仕掛けたのであり、タイの将来を悲観した失望売りではありません。

しかし昨年のタイにおける無政府状態を見て、外国人投資家はタイのカントリーリスクを相当引き上げるのではないでしょうか。臆病なグローバルマネーはタイを避けて、中国やヴィエトナム、インドへ向かうのではないかというのが私の見方です。以上はあくまでバンコクでの話です。

ウボンの街角から
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ではウボンはどうかと言えば、今年も万年不景気の田舎経済が続くでしょう。それでもウボンの人々は強くたくましく、そしてしぶとく生きることと思います。

それでは2009年もウボンの人々とウボンと関わる日本人にとって良い年になりますように…
サワディーピーマイ!

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