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ウボンラチャタニ県に複合商業施設オープン
2010/02/28(Sun)
ウボンラチャタニ県に複合商業施設オープン
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東北ウボンラチャタニ県の新たなシンボルとして、複合商業施設「スニータワーコンプレックス」が2月25日に正式オープンする。

総工費14億バーツ、床面積10万平方メートルの同施設には、ホテル(219室)、コンベンションホール、デパート、スーパーのほか、スパやITプラザ、教育センターなども入居。

さらに、映画館、カラオケ、ボーリング場、ウォーターパークなど娯楽施設も併設する。1年前のソフトオープン以来、1日あたりの来店客数は平日で3,000人から4,000人、週末は約1万人と好調な出足。

ディベロッパーのカオナ・トレジャー社は、「客足は順調。正式オープン後はさらに伸びるだろう」と自信を示す。一方、コンベンションホールも注目を集めている。これまで同県には大型会議や企業セミナーを開催できる施設が少なかった。

このため、スニータワーコンプレックスのコンベンションホールには、年末までに既に5件以上の予約が入っているという。カオナ・トレジャー社は病院を買収して、同施設を建設。なお、投資回収期間は10年以上とのことだ。

(以上、バンコク週報より引用)

「SUNEE TOWER COMPLEX」
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(管理人のコメント)

もうウボンをド田舎、ウボン人を田舎っぺと呼べないような巨大ショッピングセンターと高級ホテルが誕生します。場所はウボンのテスコロータスとビッグCの中間にあります。実はもう開業しています。

上記の記事にある通り、1年も前にオープンしているのです。タイでは、プレオープンとかSoft Launchと称する事前開業がよくある。本営業の開始と一体何が違うのだろうか。タイのことだから、建設計画など絵に描いたモチ。工期は絶対に遅れる。

そこで当初予定していた開業日をプレオープンとしてひとまず開業し、残る未完成部分を突貫工事で仕上げるのではないだろうか。スワンナプーム国際空港、BTS、地下鉄しかり。エアポートリンクは再々々延期でまだ開業していない。

Sunee Grand Hotelのエントランス
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このショッピングモールとホテルを建設したのは、ガーオナーガイソット社という養鶏場を中核とするウボンの企業グループ。経営者のSutud Triyangkulsri氏は42歳。父である社長の次男で、カセサート大学経済学部を卒業後、父親の事業を受け継いだ。たぶんタイ華僑だろう。

鳥インフルエンザで本業の事業拡大が困難と判断し、異業種への拡大を図っていると語る。同社はもともとこの地にPhyathaiウボン病院を買収して経営していたが、1997年のアジア経済危機以降にお客さん(患者)が急減。1階部分しか使われていなかった。

そこで敷地内にレストランや家具チェーンの「Index」を入居させたり、病院の空き部屋を使ってアパート経営をしたりしていた。それらを全て取り壊し、この巨大ショッピングモール「シティーモール」と5つ星の「スニーグランドホテル」をオープンさせた。

Sunee Grand Hotelのフロント
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14億バーツの投資とは景気のいい話だ。ウボンのローカル企業にこんな巨額投資ができるとは驚きだ。でもウボンに5つ星ホテルは要らないと思う。このおかげで、ウボンのなんちゃって一流ホテルだったライトンやネバダは、二流ホテルに番付が格下げになってしまった。

ホテル業も楽ではない。Sunee Grand Hotelへ行ってみると、ここは最近バンコクで流行っているビジュアル系ブティックホテルといった感じだ。ロビーは薄暗く、ライトアップによる照明効果を多用している。こういうタイらしくないホテルは、私は嫌いである。

タイの正しいホテルとは、ドアを開けるとナンプラー(魚醤油)、ココナッツミルク、ヤードムのハッカ油の香りがプ~ンと漂ってこなければならない。そして客室前の廊下には、シーツが山済みになっている。その横でルーム係のオバちゃんがアグラをかいておしゃべりに夢中。

Sunee Grand Hotelのロビー
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こうしたホテルは管理が実にいいかげんだが、不思議と不愉快な気分にさせられることはない。不手際を補って余りある心のこもったもてなしや笑顔に客は満足させられるのである。スニーグランドホテルは1泊2,800Bだが、今は1,500Bで宿泊できる。

ろうそく祭りの時期にはもっと高くなるかもしれない。恐らくウボンのホテル業界は、ろうそく祭りのある7月だけが繁忙期で、それ以外は閑散期と思われる。つまり7月だけで1年分の利益を上げてしまうのではないだろうか。

Sutud氏によると219室あるホテルの稼働率は2009年が50%とのこと。そしてホテル併設のコンベンションホールは、東北地方最大の3,500人が収容可能。おいおい、バンコクじゃあるまいし、辺境の町ウボンに会議室の需要がそんなにあるとは思えない。

携帯売り場はガラーーーーーーーン
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ゲームコーナーはガラーーーーーーーン (両方とも写真はプレオープン時です)
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続いてCity Mallに入ってみる。新築のデパートで綺麗ではあるが、どこか殺風景だ。売り場からテーマやコンセプトといったメッセージが伝わってこない。ターゲットとする客層も不明。ただ単に空きスペースにテナントを無造作に埋め込んだだけとしか思えない。

しかもテナントはあまり埋まっておらず、歯抜け状態でスカスカのフロアもある。それならば家賃をダンピングしてでもショップに入居してもらい、活気を出すのが日本の常識だ。しかしタイのデパートは、このような歯抜け状態を放置する傾向がある。

後はお決まりの携帯電話コーナー、ゲームセンターと映画館にクーポン食堂だ。フロアの構成に全く創意工夫が感じられない。その中でも出色の出来ばえは、4階にあるウォーターパークだろう。週末は大人100B、子供80B。

4階にあるウォーターパークは面白そうです
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以前にワーリンチャムラープ郡のプールに行った時のことをこのブログに書いたが、これまでウボン中心部にプールは存在しなかった。もっともこのウォーターパークは子供向きといった感じだ。間違ってもハイレグのタイギャルなどはいませんのであしからず。

以上、ウボンに新しく誕生した注目の複合商業施設を概観した。しかし先行きがどうも心配だ。本当に10年後に黒字が出せるのか。10年間もひたすら金利と元本を銀行に支払っていけるのか。私が行った日は客の入りも今ひとつで、写真にあるようにガラガラだった。

売り場面積も、ウボンのデパートにしては大箱すぎるような気もする。もともと鶏肉加工メーカーの同社にとって、畑違いのホテルとショッピングセンターの経営は、相当の苦戦を強いられるのではないだろうか。

ウボンにお越しの際は是非?お立ち寄り下さい
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ともあれ、日本食レストラン「Fuji」も1階にオープンし、成長の余地は十分にある。ここはウボンに名高い新進気鋭の実業家の経営手腕をじっくりと観察したい。

ここが果たしてウボンの新名所となるのか、はたまたウボンのスターバックス1号店のように情けなくシッポを巻いて撤退か。

ウボン経済の行く末は、ひとえに社長スタット氏の双肩にかかっている。

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