ウボンでデブ専のミスコンが開かれる
2011/04/23(Sat)
ウボンでデブ専のミスコンが開かれる
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2011年4月12日、ウボンラチャタニ県ワーリンチャムラープ郡セーンスック村役場は、今年のソンクラーン祭りを村内にある学校の多目的広場を利用して開催した。

プログラムの内容は、以下の項目より構成されていた。

①仏陀および高齢者への水かけ儀式 ②霊魂への吉祥飯奉納 ③高齢者の顕彰 ④ミスソンクラーンコンテスト ⑤ミスデブ専コンテスト ⑥OTOP(一村一品)名産品の販売および伝統工芸の展示

中でも「ミスデブ専コンテスト」は注目を集め、今回のプログラムの中で最も多い来場者数を記録した。

出場資格は、体重80キロ以上、年齢40歳以下の女性。セーンスック村の各集落から、10名の女性が参加した。

女性たちは自己紹介と好きな食べ物について話した後、各自が持つ特技を披露して審査委員の心をつかもうと努力した。

特技の中には、Wonder Girls(韓流女性スター)の「Shape Bah」を歌ったり、ラムシン(モーラムの一種)、女ゾンビ、フラフープを演じたりしたものがあった。

観客や応援団は彼女たちに大きな声援を送り、優勝者には景品の授与が行われ大盛況の内に幕を閉じた。

(以上、現地の報道を管理人が抄訳して引用)

(管理人のコメント)

いやはや、ちょっとやそっとの事では驚かない管理人も、これには本当に驚いた。タイ人が異常にミスコンが大好きなのは、これまで当欄で繰り返し述べてきた通りだ。

またタイには、オカマのミスコンがあるのも知っている人は多いだろう。そして挙句の果てには、おデブちゃんのミスコンまであるのだから開いた口が塞がらない。

「ミスデブ専コンテスト」は管理人の超意訳であり、タイ語では「プラグアット・ティダー・トゥイヌイ(太った女性のコンテスト)」と記事で言っています。

そういえば大昔、毒舌で売り出し中のビートたけし(北野武)が、テレビで「勝ち抜きブス合戦」というのをやっていた。今の放送倫理では決して放映できない内容だった。

それがタイでは、今現在でもやっているのである。出る方も出る方だが、やる方もやる方である。

しかもこのイベントの企画・主催は村役場というのだから、タイの地方公務員の笑いのセンスに脱帽するしかない。優勝者には「おめでとう」と声をかけるのだろうか。

確かに世の男性の中には「デブ専」と言って、太った女が好みの男が少数ながら存在する。だからデブ女だからといって、何も卑屈になることはない。短所と長所は表裏一体。堂々としていればいい。

太った女にまでその存在価値を認め、ミスコンテストに出場させてくれる度量が広~いタイ王国。

タイ人の懐の深さや、文化的許容度が広く柔軟でゆるやかなタイの風土を改めて実感させられた、今回の「ミスデブ専コンテスト」であった。

(管理人からのお願い)
以下の動画には、一部に不快な印象を与える恐れのある映像が含まれています。ご注意の上、個人の責任において視聴をお願いします。

ミスデブ専コンテスト

http://77.nationchannel.com/playvideo.php?id=145714

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ウボンで原発建設反対運動が激化
2011/04/05(Tue)
ウボンで原発建設反対運動が激化
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2011年3月16日午前9時、ウボン祠堂(サーンラックムアンウボン)の前において、16の団体からなる「ウボン県原子力発電所に反対するタイ人のネットワーク」のメンバー200人以上が集まった。

原発の建設反対と日本で発生した大地震による津波と原発事故の犠牲者を追悼する催しを行った。参加者は一般民衆や学生の他、ウボンラチャタニ大学やラジャパット大学ウボン校の学者で構成されていた。

参加者はアピシット首相宛の書簡を読み上げ、ウボンラチャタニ県における原子力発電所の建設計画を見直すよう訴えた。また近隣のベトナムにおける原発の建設についても、大気を通してタイに悪影響が及ぶとして反対を訴えた。

ウボン祠堂(サーンラックムアンウボン)
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その後、原発建設反対のプラカードを持ち、ウボン県庁舎までデモ行進を行った。午後5時には、代表者30名がロッサナー・トーシトラグン上院議員及びスラジット・チラウェット上院議員に書簡を手渡した。

ウボン原発反対ネットワークのメンバーは、ウボン祠堂で守護神にウボンの民衆を護ってもらうよう加持祈祷を行い、併せて危機に瀕した日本を助けるための義援金も集めた。

この催しにボランティアとして参加したユパー・シントゥチャオ氏(女性)によると、以前にもウボンの大学生や教授らによって原発反対運動を行ったことがあるが、事の詳細が明らかにされることはなかったという。

横断幕「ウボン人はシリントン郡に原発を建設させないぞ」
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彼女はウボンの子供たちを日本のような危険な目に遭わせたくないと願って今回のデモに参加した。自然災害も怖いが、人間の仕業によって引き起こされる放射能汚染の方が数百倍も恐ろしいと語った。

ウボンラチャタニ県シリントン郡カムクアンゲオ村に住むプラウィー・ジャンピラック氏によると、最近一年以上にわたって建設関係者がシリントンダムのあるカムクアゲーオ村に来て測量や地質調査を行った。

しかし自分も含めて地元民は原子力発電所の建設計画など全く知らされていなかった。しかし最近4-5ヶ月の間に、郡の当局者が村長や村落衛生員らを集めて建設計画に関する会合を持ったという。そこで地元民にも知れ渡るところとなり、住民の間で不安が広がっていた。

横断幕「原発やめろ」
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そこへもってきて今回の日本の原子力発電所が爆発するという事故が起こった。住民たちに一層の懸念が広がっているが、現在までいかなる関係部署からも通知がないという。

ラジャパット大学ウボン校准教授のチョムプーヌット・モーラーチャート博士によると、タイ電力局と原発建設の関係者は、ここ最近逃げ隠れをするだけで地元民に何ら情報を提供していないと語った。

そこで現在はこの運動を推進するために、2つの方針で臨むという。一つ目は有識者による真相究明を行い、地元民に正しい情報を提供する。

横断幕「津波・原発の犠牲となった日本人に哀悼」
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2つ目は今回のよう に各研究機関から知識人やボランティアを動員し、社会運動を展開することによって原発問題に積極的に取り組んでいくというもの。

デモに参加したウボン原発反対ネットワークのソットサイ・サーンソック氏(女性)によると、タイで最初となる原子力発電所は、出力1,000メガワットでシリントン郡に建設されることが決定済み。

シリントンダムの水が原子炉の冷却用水として利用されるという。彼女はタイのいかなる場所にも原発は不要で、タイ政府に対してPDP2010 (Power Development Plan 2010)の取り消しとタイにおける原発建設の中止を求めると語った。

横断幕「原発やめろ」
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ロッサナー上院議員は、「現在の問題点は、政府が誰の声も聞こうとしないこと。日本の事例はタイ政府にPDP2010と原発計画の見直しを迫り、代替エネルギーの開発に方向転換させる良い教訓になるだろう。」と述べた。

(以上、現地の報道を管理人が抄訳して引用)

(管理人のコメント)

東北地方太平洋沖地震により、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。被災された皆様、そのご家族の方々に対して、心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復旧復興をお祈り申し上げます。

まさか東日本大震災と福島原発の事故が、ここウボンにまで深刻な影響と暗い影を落としているとは驚きだ。今まさにタイ初の原発がウボンに建設されようとしているのである。

説明責任の欠落はタイではよくあることだが、原発の建設計画が地元住民に全く知らされることなく進められているとは、極めてショッキングだ。マイペンライ(No Problem)では済まされない。

シリントンダム建設には日本政府の円借款も使用され、秋篠宮殿下も視察に訪れた所である。そして目と鼻の先がラオスとの国境。

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事故が起きた場合、影響をモロに受けるのがラオスだ。バンコクは600キロも離れているのだから、例えチェルノブイリ状態になってもマイペンライ。

だからラオスとの力関係を逆手に取ってこの地を選んだのかと、タイ政府の腹黒さを勘ぐってしまう。タイでも地震と津波、洪水は実際に起きている。加えて保守点検という根気のいる仕事はタイ人が大の苦手とする。

ロッサナー女史の言う通り、原発計画は考え直した方がいい。ガラシン県など他の建設予定地でも反対運動が起きている。ステープ副首相が計画を断念すると述べたが、この男がホラ吹きの二枚舌政治家なのは、赤シャツの暴動以来「定説」になっている。

それにしても日本がウボン人から募金で恵んでもらうとは、嬉しいやら悲しいやら複雑な心境になる。ありがたいと感謝したくなる半面、我が国もそこまで危機的状況に落ちぶれてしまったかと情けない気持ちになる。

横断幕「ウボン人の思いやりを結集して日本の津波被害者を援助」
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宮城と岩手は、阪神淡路の時と同様に数年以内には完全復旧するだろう。問題は福島である。長きにわたって人が住めなくなったり、農産物や海産物が売れなくなってしまう懸念がある。戊辰戦争以来の苦境を「会津魂」で乗り越えてもらいたい。

管理人の下にもある団体から被災地へ行けないかとの打診があった。快諾したものの、現地の受け入れ態勢が整っていないとかでストップしている。今後、復興支援でお役に立ちたいと願っている。

危機に陥った時ほど、人や組織の本性があらわになる。本当の友達とウソの友達がはっきりする。管理人の所にもタイ、中国、アメリカから「生きてるか~!」という連絡があった。

国家ベースや団体ベース、または個人ベースでこの太平洋戦争以来の国難を乗り越えていこう!やればできるさ、我々は日本人なんだから… がんばれ日本!がんばれ東北!

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