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元旦のウボンにカラバオ現る!!
2007/01/02(Tue)
元旦のウボンにカラバオ現る!!


大晦日に引き続いて元旦の夜もトゥンシームアンに行ってきた。行ってみてビックリ。来ていたのは何とタイ歌謡界の大御所カラバオであった。カラバオが正月ライブをやっていた!

知らない人にムチャな例えで説明すれば、タイの矢沢永吉的存在であろう。どうして彼が元旦からウボンでライブをやっているんだ?!入場料は何と無料。トゥンシームアンに入るのに正月料金の20Bがかかるだけ。スーパースターの生ライブを舞台のかぶりつきから60円で見れていいの?

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会場は異様なほどに超盛り上がりまくっている。面白いのは観客の年齢層。9割は10代だ。皆20才には達していない。私一人で平均年齢を上げてしまった。カラバオのファンは20~30歳代が中心だが、こんな少年少女にまで熱狂的に支持されているとは。カラバオの名前は知っていたが、私は今まであまり関心が無かった。

しかしひょんなことから今日彼の生のライブを見て、なぜカラバオが20年以上もタイ歌謡界のスーパースターの地位を不動にしているかわかった気がした。

彼独特の甲高いダミ声がとにかく聞く人の胸に響きココロを打つのである。タイ語の歌詞がよくわからない私がそう感じるのだから、タイ人ならなおさら感動するのであろう。皆一緒になって大声で歌っている。カラバオが歌う歌詞はプレーンプアーチーウィット(生きるための歌)。とりわけイサン人の胸を打つのかもしれない。

日本にも来ました
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周りをみると感動を通りこして狂っているといった感じだ。人差し指を天高く突き上げるのが熱狂の仕方のようだ。ある者は上半身裸でTシャツをブンブン振り回している。知らない人が見れば麻薬中毒患者かフグを食べてアタった人みたいだ。

このカラバオファンの少年少女たちは、お世辞にもガラが良いとは言えない。まあウボンのチンピラ予備軍であろう。10代にして腕や上半身にデカイ刺青があり、タバコは吸うはビールをラッパ飲みするはして踊りまくっている。

ウボンのチンピラ達
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面白いのはカラバオ好きの“マジメ系”少年少女たちは、舞台間近のチンピラ集団からはやや後方でじっと聞き耳を立てている光景だ。ロープや柵がある訳でもないのに、チンピラ集団と3メートルほどの空間がぽっかりと空いている。

この空間の意味がわかった。連中はとにかく凶暴。ライブの最中に殴り合いの喧嘩をおっ始めて、ライブは一時中断。警官隊が警棒でブッ叩いて仲裁に入る。カラバオも舞台の上から「ジャイイエン!ジャイイエン!(落ち着け)」となだめる。全くしょうもない連中だ。日本の不良だって好きな歌手のライブでは大人しくしてるぞ。

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ウボンの治安が悪いというのもわかる気がする。周りを見るとそこらじゅう警官だらけで警察の護送車まで待機。乱闘騒ぎは予想済みのようだ。

更にシャレにならないのがテロ騒ぎ。ライブの最中にドカーンという轟音が鳴り響き、悲鳴を上げてみんな逃げ回る。すわっ爆弾テロか!と思いきや少量の火薬を使ったイタズラ爆弾らしい。大晦日から元旦にかけてバンコクの爆弾テロで何人も死んでいるんだから、時期が時期だけに全くシャレにならん。

carabao4.gif

カラバオの何が人をここまで魅了するのか。単なる歌唱力以上の何かだ。カリスマ性でもあるし、オーラでもある。きっと美空ひばりやサザンオールスターズの生ライブもこうした歌唱力以上の物凄い何かが人を熱狂させるのであろう。私はまるでマインドコントロールにかかったように背筋に鳥肌が立つほどの感動を覚えた。

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特に彼が津波の犠牲者の鎮魂歌として作曲した「アンダマンの涙」は最高であった。インターネットの時代、様々なことがネットを通して疑似体験することができる。しかしやはり実際に生で経験しなければわからないことも沢山ある。

続いて登場したのが何とSek Loso。トレードマークの長髪とサングラスで参上。「14イークラング」を会場と大合唱して私は胸が熱くなった。この歌は大きくなってから素敵な女性と出会い、14歳の頃の淡い初恋の心のときめきを思い出すという詩だ。これはSek Losoの実体験を歌にしたのか。

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でもこの会場にいるのは、ほとんどが10代。今はまだ14歳の頃よもう一度とは思わない、というか早く成人したい年齢だ。だがあと何年かすればこの歌の意味がもっとよくわかるだろう。

逆に私はこの歌詞がムチャクチャよくわかる。オトナになっても10代の頃の純粋な心の輝きはまだ失っていないつもりだ。

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そういえばセック ロソもイサン(コラート)出身。1974年生まれ。幼い頃に出稼ぎ労働者の両親と共にバンコクへ。貧しい生活の中でやっと買ったギター1本でライブハウスを渡り歩き一躍スターダムへ。そのサクセスストーリーにウボンの若者も感じる所があるのだろう。

以上タイポップスに興味の無い人にはツマラン話で恐縮です。写真撮影は厳禁だったので画像はネットで集めました。以下に一枚隠し撮りした写真を掲載します

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