ネバダ・エンタメコンプレックス
2008/11/15(Sat)
ウボンインターナショナルホテル
Nevada Intl

ウボンのなんちゃって高級ホテルのネバダグランドが、いつの間にか「ウボンインターナショナルホテル」と名前を変えていた。しかし変わったのは名前だけで、他は何も一切変わっていない(笑)。ウボンではこういうのは結構多い。

バンコクと違ってビルを新築する資本も需要もないので、単なるマイナーチェンジで「改装オープン!」と銘打っているのである。“インターナショナル”という国際性をうたえば、ホテルの格が上がると思っている安易な田舎的発想がたまらない。

しかしロウソク祭りの時を除いて、ウボンに外国人観光客はやって来ないのである。ウボンに居る外国人は、タイ人の奥さんを貰って隠居した、平均年齢60歳代の欧米系ジイさん位だ。良く言えばまだ外国人に汚染されていない街とも言える。

インチャルーンパーク
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こちらもそうだ。SKショッピングセンターが、いつの間にか「インチャルーンパーク」とシャレた名前に改名。しかし他は一切変わっていない。これではただ店の看板をかけ替えただけだ。

バンコクはいつ行っても高層ビルの建設ラッシュで、2~3ヶ月行かなければ街は一変してしまう。しかしウボンでは100年1日の如く超スローペースで街は発展している。

そんなウボンでは単なる改装オープンでもちょっとした街の話題になり、噂を聞きつけて一度は足を運んでみる。ネバダグランドホテルの前にあったショボい映画館が、シャレたシネマコンプレックスに生まれ変わってリニューアルオープンしていた。

ネバダ・エンタメコンプレックス
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それがネバダ・エンターテイメントコンプレックスだ。この一角だけバンコクのサヤームスクウェアに紛れ込んでしまったような高級感が溢れている。

一階にはショッピングや飲食店のテナントが入り、2階がシネコンとカラオケボックスになっている。ド田舎にしては随分とオシャレ感がある建物だ。映画は金がかからない庶民の娯楽。

最近のタイ映画もレベルが上がってきている。休日ともなると、金は無いがヒマは有り余るほど持っているウボン人のカップルや家族連れで賑わっている。みんなとても楽しそうだ。

2階はシネコンとカラオケボックス
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一方、日本の非正規雇用者やワーキングプアは、金が無ければ暇さえ無いのだから、それに比べたらウボン人の方がまだ幸せなのかもしれない。

タイでは貧乏苦労小説「蟹工船」はハヤらない。タイで「アリとキリギリス」の寓話を展開しても、勤勉なアリは炎天下で働き過ぎて過労死し、怠け者のキリギリスは冬の到来も無く一生をのんびり生きられるのである。これがタイという国…

オープンしてすぐ行った時には、まだ建物の一部は工事中だった。オープン初日になってもまだ未完成で、一部が工事中というのはタイでよく見かける光景だ。日本では考えられない。

オープンしてもこの有り様
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象徴的なのがバンコクのスワンナプーム国際空港。私は開港初日に利用したが、ぬけぬけとまだ工事をしていた。タイで働く日本人は、とかくタイ人は約束や納期を守らないと不満を訴える。

しかしタイ人のチンタラした仕事で納期に間に合わず苦労させられるのは、タイの企業も同じのようだ。そこで中核となる部分だけでも突貫工事で先に完成させ、オープンさせてしまう。残りは後からゆっくりやればいいのだ。

何ともおおらかで南国的なビジネスモデルだ。慌てず騒がずうろたえず、ジャイイエン(冷静沈着)で鷹揚に構えているのがプーヤイ(大人物)のタイ人経営者なのだろう。

閑古鳥のウボンスターバックス
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1階の正面玄関には、ウボン初となるスターバックス1号店が入居。しかし以前のブログで、私はウボンのスターバックスは流行らないと予想した。高すぎるのである。スターバックスで気軽にコーヒーを飲める購買層は、まだウボンには育っていない。

金魚すくいのような網でドリップする昔ながらのタイコーヒー(カーフェーボーラーン)が10B。これに加えてエスプレッソマシーンで作る本格的なコーヒーショップ(カーフェーソット)が、20~30Bでおいしいコーヒーを飲ませてくれる。

これに比べてスターバックスが出す70~80Bのコーヒーは、ウボンでは喧嘩を売っているのに等しい価格だ。これはあたかも吉野家や松屋の横で、一杯1,000円の牛丼を売っているようなものだ。一体誰が入るかという感じだ。

休日なのに客が一人もいないウボンのスターバックス
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笑ってしまうのが、このウボンスターバックスの真正面に、タイ資本のコーヒーチェーン「ブラックキャニオンコーヒー」が出店している。ここは1杯40~50Bで、客はパラパラ入っている。この辺りの価格帯がウボン人には精一杯なのである。

こんな所にスターバックスを出店させるとは、経営者は相当のKY(空気が読めない)で、マーケティング能力はゼロだろう。閉店は時間の問題かもしれない。何事にも身の丈に合った成長というものがある。

本場アメリカでは低所得者向けの大衆店でしかないスターバックスや衣料品のGAPが、アジアでは高級店ヅラをしているのも気に食わん。こんな店は早いトコ無くなった方がいい。

ウボンに百円ショップのダイソーが?!
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タイに百円ショップのダイソーが進出しているのは知っていたが、ウボンにまで進出していたとは知らなかった。ソンテオに乗っている時に偶然発見した。

場所はチャヤーングーン通り。テスコ・ロータスからビッグCへ向かった左側にあった。日本びいきが多いウボンでは、結構繁盛しているのかもしれない。今度調査に行ってみようと思う。

いつの間にやら7万アクセスを突破してしまいました。この超ローカルなマイナーブログもそろそろメジャー入りでしょうか…

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コメント
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2008/11/16 00:52  | | #[ 編集]
- 大学の卒業式 -
こんにちは。
今日、11月21日はウボンの大学の卒業式があったようですね。
我が家の娘の運動会があり、早朝から美容院に行ってきたそうです。
髪の毛をパーマし、化粧もしたようです。
運動会で、何故?と思うのですが。
以前、学芸会の時も早朝から美容院に行っていたようです。

それで、朝2時位からウボンでも有名?の上手な美容院は予約で一杯だったそうです。
娘は、あまり上手でない所でやってもらって妻は、嘆いていましたが。

子供の頃から、美容院通いが始まると・・・・・・・
少し、怖い気もしますが。
日本の子供より、ウボンの子供のほうがおしゃれ?なんでしょうか。
2008/11/21 22:28  | URL | ナ~ム #-[ 編集]
-  -
飲食店、雑貨店の次に多いのが美容院のような気がします。
わずか数メートルおきに1軒あって、経営は大丈夫かと心配になります。
元手が少なく始められるという理由もあるでしょうが、それだけウボン女性の美意識が高いのではと思います。
2008/11/23 10:46  | URL | #-[ 編集]
-  -
管理人様。
そうですね。
ウボンには美容院が結構多いような。
バンコクでしたら、朝からOLがシャンプーに行く、夕方はクラブのお姉さん達がセットに行くのでわかりますが。

ウボンの女性にはロングヘアーの黒髪がまだまだ支持されているからでしょうか?
家でシャンプーするのは少し面倒・・・・・洗ってもらっても100Btくらいだから。(勝手な想像ですが)

ちなみに、私も美容院でカットしてもらいました。
ウボンの男の人は美容院ではカットしないようで、金額は決まっていないらしく80Btでした。
男の人は、床屋に行くようです。(当たり前ですいません)
2008/11/23 22:13  | URL | ナ~ム #-[ 編集]
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